フレグランス調香

フレグランス(香粧品香料)を開発する上で重要な役割を果たすのがパフューマー(調香師)です。 パフューマーは何千種類もある香料素材の中から、商品の用途や目的によって、適切な素材を選び出し香りを創り出していきます。そんなパフューマーに求められるのは、さまざまな香りを識別する優れた嗅覚と、鋭い感性。 最初は、1,000点以上ある香りを構成する、1つひとつの香料素材を嗅ぎ分けることから始めます。次に香料と香料を混ぜ合わせたときの香り、その混合率によって香りがどう変化するか、その繊細な違いを学んでいきます。また、香りのトレンドを把握するために、日々発売される香水をチェックするといったことも必要です。
パフューマーとは、まさに「香りの芸術家」。こうした高い感性と想像力が、独創的な香りを生み出すのです。当社では、本場フランスで海外研修を積むなど、世界で通用するパフューマーの育成に力を注いでいます。

研究開発

新しい香りの開発には、新たな香料素材が欠かせません。当社では、香りとして珍しい花や植物の情報があれば、その場所へ行き、さまざまな手法を用いて香りの抽出・分析を行っています。こうした新たな香料素材の開発にも積極的に取り組み、時代のニーズに合った香りをお届けしていきます。

調香中のパフォーマー