日本食品科学工学会第63回大会において
「ナチュラルチーズの特徴香気成分の解明と乳系香料素材への応用」を発表いたしました。

本研究ではゴーダチーズおよびチェダーチーズの香気成分を抽出し、オルソネーザルアロマの評価と官能評価の結果、ゴーダチーズからacetoin acetateなど3成分、チェダーチーズからcis-4-methyloctan-5-olideなど4成分のチーズ感エンハンス効果をもつ化合物を確認しました。

この知見をもとに、バイオ技術を駆使してチーズ感エンハンス成分を含む乳素材デイリッチGDおよびデイリッチCHを開発しました。

なお、本研究成果は、日本食品科学工学会第63回（2016年度）大会において、「ナチュラルチーズの特徴香気成分の解明と乳系香料素材への応用」の演題にて口頭発表いたしました。