MEMBERs INTERVIEW
インタビュー

基礎素材研究部
T.Mさん
大学では有機合成を学び、研究テーマだったラクトンを得意とする曽田香料に入社。合成香料グループで、香りを構成する1つ1つの化合物を、有機合成の技術を用いて作っています。
香料を構成している小さな香りのピースを作る

香料を構成している小さな香りのピースを作る
香料に対して良くないイメージを持つ人もいると思います。でも基本的に香料は安全基準を満たした、元々、食べ物に入っている化合物で、食品に使用する量も極わずかです。
例えば、コーヒーの風味を上げるために、コーヒー豆から必要な成分を抽出しようとすると何トンも必要になりますが、コーヒーの香料があれば、ほんの少し加えるだけで望んだ風味を出すことができます。香料はこんな風にたくさん活用されています。
世の中のあらゆる“香り”は数百種類のいろいろな化合物で構成されています。香りをジグソーパズルに例えるなら、私たち合成香料グループはその中の1つ1つのピースを作ることが仕事となります。
世の中にない有用な香りを生み出し活用する
自然界にはない香りを生み出して、香料に活用することもあります。バニラ豆に含まれる「バニリン」という成分がありますが、炭素を1つ増やした「エチルバニリン」は化学合成によって人工的に作られた化合物で、バニリンよりも約3倍香りが強いといわれていて、主に製菓分野にて活用されています。
このように合成によって新しい香りを生み出せることも合成香料グループの魅力だと思います。大学で有機合成を専攻していて、その知識や経験を生かして自然界には存在しない新しい有用な香りを生み出せた場合は特許取得にもつながります。研究者としてとても魅力的な仕事だと思います。


会社の強みを実現化するために部署同士でタッグを組む
曽田香料の今の強みは、見つける能力だと思います。分析技術が上がり、新しい有用な化合物を見つけることができています。そして、私がいる合成香料グループで作ることでその効果を確認し、開発部で香料に組み上げてもらう。これができれば、未来の曽田香料の大きな力になると考えています。
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